ザイオンとメテノムの過去。
その他補足。

ザイオン・ソール　 < zion >                    /  メテノム・ソール　< metnom >

ザイオンはソール、メテノムはサヴレの母を持つ異母兄弟。
ほぼ同時期に生を受ける。ちなみにザイオンが兄、メテノムが弟

メテノムの母は、産んですぐに亡くなったためザイオンの母に預けられる。
父親は育児を放棄して行方不明。

ある程度二人が成長すると、母親はメテノムの虐待をはじめる。
動機としては、混血、また己の子ではない（というか黙って子どもをつくりやがって）という父親への当てつけ。
ザイオンは真逆に愛されて育つ。
虐待とはいっても目につく暴力ではなく、食事がなかったり、苛つくと撲たれたり。
ザイオンは目の前でそれを見ていたが、幼いが故に暴力は止めることができなかった。

その所為もあり、二人は常に一緒で血のつながった双子のように育つ。
お互いに頼れる大人がなく、かなり依存していた。

ある程度成長すると、二人はほとんど家にいることはなく、二人で鍛錬を始める。
初めはほとんど差がなかったものの、体調の面を除くと、ザイオンはメテノムにほとんど勝ったことがない。

１１歳のある日、ついに母親の虐待が悪化し刃物を取り出した。
そのとき、ザイオンはメテノムを庇い瀕死の大けがを負ってしまう。
メテノムは、怒りに任してその母親を殺害。
ザイオンをあずけて行方をくらました。
ザイオンが痛覚をなくすのはこのときが原因である。
メテノムが去ったことにショックを受け立ち直り今の性格に戻るまで一年かかった。

現在。
ザイオンは、メテノムがレジスタンスにいることは知っている。
寂しいなー、戻ってこないかなー、とか思いながらもすきにさせている。

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ぐだぐだだ。
二人の仲はかなり濃いけど、あくまで頼る人がいなかったが故の兄弟愛。